ソロツーリングに使えるインカムのオススメ!ソロでの用途を徹底解説

基本的にタンデムやマスツーリングでその便利さを発揮するバイク用のインカムですが、当然ソロツーリングでもあるととっても便利なインカム。

今回はソロツーラー向けに主な使用用途とオススメインカムの紹介などを書いていきます!

ソロツーリングにおける使用用途

インカムは基本的に二人以上のツーリングでコミュニケーションを取る際に使われることが多いです。

タンデムにしてもマスツーリングにしても、お話しながら乗れると楽しいし指示もしやすく非常に便利ですね。

ですが当然、ソロツーリングでもインカムは使えます。

ラジオを聴いて交通情報を把握したり出来ますし、音楽だって聴くことが出来ます。
ナビの音声も拾えますね。

ソロで出来ることをまとめると…

  • ラジオが聴ける
  • ナビの音声を聴ける
  • 音楽が自由に聴ける
  • 電話が出来る

ざっとこんな感じです。

インカムを使用する際の注意点

しかしインカムって意外と面倒なことがあります。
それは法律です。

実は、今から話すことを知らずに”ヤバい”インカムを入手し、使用すると…
違法で捕まったりします!

意外と知られていないことなので、しっかり覚えておきましょう。

違法なインカムとは?

海外製のインカムは日本において使用禁止の可能性があります。

電波法という法律が日本には存在しており、海外製品はその電波法に抵触する恐れがあります。

Blurtoothと書かれた表現であっても、日本国内の技術基準適合に合格していない未合格品はどんな電波を飛ばしているか分からないので技適マークを取得している国内製品を使うのが良いです。

そもそも電波法違反での検挙数は年間およそ200~300人程です。
警視庁の統計(P32より)

そして、不法無線局の取り締まりは平成30年度で208件の告発がされています。
総務省の不法無線局対策の取り組みより
さらに同ページにて、輸入品の購入、使用はしないよう注意を呼びかけています。

ヤフオクなどに出されている激安の輸入無線機やインカムは大抵アウトの物なので、注意しましょう。

インカムを選ぶ際は必ず認証を通したインカムを使用するようにして下さい。

商品ページなどでこのような記載があるものは大丈夫です。

技適マークを取得している商品を選ぶことが重要です。

電波法違反は、たとえば6人でツーリングしていて一人でも違法インカムを使っていた場合、繋げていたグループ全員が処罰される場合があります。

1年以下の懲役・又は100万円以下の罰金に科せられます。

その他詳細

インカムの危険性

インカムって車の中のステレオと違って耳元で音がします。

車と違って周囲と音が聴きづらい事がある為、僕自身は出来る限りインカムの使用そのものを推奨していません。
僕は使っていますけど音量はめっちゃ下げてます。

走行中も林道とかならインカムは聴こえますが街中ツーリングじゃまず聴こえないくらいの音量ですね笑

本気で安全意識をするなら、やっぱり使わないに越したことはないと思います。

使うのであれば、しっかり周囲の状況を把握出来る範囲内で使用するようにして下さい!

逆にインカムがあることでナビの音声案内で事足りるのでナビを見なくて済む分、常に前を見ていられるので安全を確保出来るとも取れます。

ラジオの交通情報をキャッチ出来るのも大きいですね!

並行輸入品は購入をオススメしない

ネットショップなどでインカムを物色していると、ちょくちょく「並行輸入品」という文字が入ったものが見つかると思います。

 

こういう感じのものですね。
商品名に基本入っています。

SENAの商品でよく見かけますが、並行輸入品は国内正規品と比べて非常に安価ですが、その分のデメリットが付きまといます。

デメリット

  • 国内保障なし
  • アップデート不可
  • サポート対象外
  • 日本語の説明書がない
  • 日本語が非対応のものがある
  • 技適マークがついてないものがある
  • 技適マークがついてないものがある
  • 技適マークがついてないものがある
  • 技適マークがついてないものがある
  • 技適マークがついてないものがある

個人的にはアップデート不可が厳しいですね。

ソロならほぼ関係ありませんが、マスツーにおいて相手がバージョンアップしていた場合、最悪ペアリング出来ないなんてことが発生する恐れがあります。

何より技適なしのものだと人生終わってしまいますので…

 

並行輸入品は激安ですが、サポートが受けられなかったりバージョンアップ出来ない、捕まるなどの問題を覚悟した上で検討して下さい。

ソロ用インカムの選び方

マスツーリングを重視するなら、通信距離やペアリングのしやすさなども見ないといけませんが、ソロであればそのあたり気にしなくていいのでソロにとことん特化したものが使えます。

ですがもちろん、マスツーリングでも使える万能なものも普通にあります。

まずは一つずつ見ていきましょう。

インカムのバッテリーの持続時間

1人でも2人以上でもやはりバッテリーの持ちは長いに越したことはありません。

スマホであればUSB電源を使って走行出来るので充電しながら使用出来ますが、インカムはそれが出来ないタイプもあるので電源が切れたら予備を使うか充電するしかありません。

しかし別にバッテリーの持ちの重要度はさほど高くはないでしょう。

どうせ適度に休憩するのですから、都度充電すればいいだけですからね。

目安として8~10時間以上持つのであればまず大丈夫でしょう。

防水・防塵機能

雨の日は乗らないようにしてる僕でさえ防水は必須だと思っています。

遠くに行けば行くほど意味不明なくらいどこからともなく雨雲くんがやってきて容赦なく水をぶっかけてきます。

退避させることは出来ますが、走行中の土砂降りだと間に合わず壊れることも普通にあるでしょう。

マスツーリングにおいては避難の相談が出来ますし、Bluetoothでスマホと接続しているならスマホを退避させていても引き続き音声は聴けるので推奨しています。

生活防水程度の防水(にわか雨程度なら大丈夫)が多いですが、急な土砂降りにも対応したいなら、IP/IPXが7以上の防水防塵規格をクリアしているものを選ぶようにしましょう。

ラジオ機能の有無

インカム本体にラジオ機能がついているものがあります。

ソロツーリングであればまさに欲しい機能の一つですね!

しかしそれも一昔前の話です。
今は自分で用意したmp3ファイルをスマホにぶっこんで聴く人の方が多く、わざわざFMラジオを聴く人が少数なので人によっては重要でない機能とも言えるでしょう。

それにスマホの[radiko]アプリとかでもラジオは聴けますし重要度はそこまで高くはありません。

ただ「ラジオしか聴かない!」って場合はこの機能は絶対あったほうがいいですね!

音質

メットにもよりますが、基本はフルフェイスで使うことが想定されています。

フルフェイスであればメットの中にスピーカーが入っており、風切り音だのロードノイズだのの音は入ってきません。

ただしバイクの排気音だけはどうしてもしますし、停車中と走行中で非常に音の聴こえ具合が違います。

走行中もしっかり音を聴こうと音量を上げると止まったときめっちゃくちゃうるさいですし、停車中に適音で流すと走行中何も聴こえません。

また、音質が悪いとマスツーリングでは相手の声がはっきり聴き取れないので、当然音楽も聴こえ辛いです。

そもそもインカムって「音を聴くため」の道具です。

メインが音なんですから、音質だけは何が何でも妥協出来ません。
最高の音質のモデルを選ぶことを強く推奨します。

通信可能な距離

マスツーリングに限るのでソロ特化の人には関係ありませんが、僕はソロ重視でもマスツーリングもするので必要な項目です。

長いほど仲間のライダーと通信出来る距離が伸びます。

街中を走るなら200m~500mくらいで、高速道路を走行するなら1キロはほしいところです。

タンデムライダーやソロしか走らないような人には不要項目ですね。

同時通話可能人数

2人で走るだけならまだしも、3人、6人…と人数が増えるほど「同時通話可能人数」の重要度は上がります。

ソロツーリング正義の人でも、何かがキッカケでグループ走行することがあるかもしれません。

そんな時のことを備える…というなら後々困らない同時通話可能人数が多いインカムを選ぶのも選択肢の一つでしょう。

しかしその分高価でもあるので、予算と相談したほうがいいですね。

ペアリングのしやすさ

同社でしかペアリングできない自社接続というものがありますが、反対に他社とも接続出来るユニバーサルインターコムというものがあります。

ユニバーサルインターコムを発信出来るインカムは最強と言えるでしょう。

ユニバーサルインターコムを発信出来ないけど、受けることは出来るHFP接続では、相手のユニバーサルに甘えることが出来るので最悪HFP対応のインカムでもOKでしょう。

ペアリングが容易なものほど良いですが、ペアリング方法が複雑なものだと出発前に滅茶苦茶グダるのであまり意味不明なメーカーのものはオススメしません。

ソロに快適!オススメのインカム

すぐ上で言った意味不明なメーカーのものを除外し、さらに電波法に引っかからない認証済のインカムに絞って紹介していきます。

B+COM(ビーコム) MUSIC

聴く事に特化したソロ最強のインカムです。
ヘルメットオーディオという独特の高音質スピーカーを用いるので音質があまりにも高い。

走行中の騒音もインカムの中でもトップで気にならないまさにソロツーラーの為だけに開発されたようなインカムですね。

ただしFMラジオなどは搭載しておらず、スマホと繋げることが前提です。

誰とも走らず、ソロで音楽、ナビ、電話などで十分ならこれほどのものは他にないレベルでしょう。

SYGN HOUSE:サインハウスヘルメット用BluetoothオーディオレシーバーB+COM Music【5カラー】 メンズ レディース

B+COM(ビーコム) SB6X

ありとあらゆる機能を兼ね備えた万能インカム。

ライダーの代表的とも言えるインカムでおそらく国内所持率はNo.1じゃないでしょうか?

それくらい非常に人気が高くものすごく見る機会が多いですし、僕の弟もこれを使用しています。

しかしその機能さ故、非常に高価です。

機能性と言えば、距離が離れすぎて通信が切れてしまっても近づくと自動で繋ぎなおしてくれたり(SB6X同士限定)、他社のほとんどのインカムに繋げることも出来ます。

しかもスマホの音声を他の人に共有出来るし音質ももちろん高いです。

機能性が高すぎるのでその分非常に高価になっていますが、集団ツーリングも視野に入れるならこれって感じですね。
バッテリーの持続時間も16時間と非常に長く、マスツーでも通信距離が1km離れても大丈夫なので高速道路でも快適です。

妥協を許さないハイスペックなインカムじゃないとやだ!って人はこれがオススメです。

LEXIN LX-R6 6riders

中華製の安価なインカムです。

Amazonベストセラーも獲得した人気のインカムで、とりあえずインカムがすぐに欲しい…という場合にはこれが良いです。
ちなみに僕も当時はお金がなく6ridersを買い、今でも使用しています。

音質は良いと言えませんが、ソロで使うには十分でした。
よく弟のSB6Xとペアリングしますがバイクマークを長押しするだけでペアリング出来るので非常に簡単にペアリング出来ます。

使用時間も8-10時間と十分ですね。

ちなみに工事設計認証番号は「210-104798」で技適マークを取得しており、総務省のページでもそれは確認出来ます。

中華製ですが正規品は日本の電波法はちゃんとクリアしているので安心して下さい!

ちなみにスマホの音声を聴きながら通信する場合、有線でスマホと繋げないといけないので地味に面倒です。

DAYTONA(デイトナ) DT-01

弟の友人が使用しているDT-01は安価なのに性能が良いインカムです。

同社接続に限りですが、音声共有も出来ます。
もちろん、マスツー時は再接続機能もあるので距離が離れて切断されても安心、1kmまで通信可能の距離です。

防水防塵もIP7相当あり、土砂降りでも平気なのがポイントです。
もちろん音質も非常に高く、12時間持続する為ソロツーリングにおいても万能です。

お金はないけど出来るだけ高性能なものが良いというのであればこれですね!

SENA(セナ) 20S EVO

HD音質のオーディオでとにかく音がクリアに聴こえ、「B+COM MUSIC」に次ぐほどの音質を誇ります。

スマホのSENA専用アプリでイヤホンの設定操作も可能で、FMラジオが標準搭載されています!
ソロでラジオを聴くならこれはかなり最適ですね。

また、無線でスマホの音声を聴きながら通信も可能で、最大8人とグループ通話が可能、しかもアプリでペアリング出来るので機能性は非常に高く、当然その分値は張ってしまいます。

通信可能距離はなんと2kmもあり、バッテリーは13時間持続します。

SENA(セナ) 10C-Pro-01

インカムだけでなく、オンボードカメラが標準でついている変態的なインカムです。

GoProいらずなほどに画質は綺麗で同時に自身の声も録音可能。
モトブロガーにとってはかなり良いものではないでしょうか?

ツーリング風景を動画として残せます。

通信可能距離は900m~1.6kmで、動画撮影なしなら約17時間もバッテリーが持ちます。
インカムにしては珍しく走行中に充電出来るで防塵防水も完備しています。

SENA 10C PRO

LEXIN LX-B4FM 4riders

6ridersより若い番号から6riderの劣化に思いがちですが、6ridersより性能は上です。

6ridersより少しだけ高価ですが機能性はなかなか高めです。

音質はステレオ音質でストレスなく聴けてFMラジオが標準搭載されています。

バッテリーは15時間程持ち、約400mまで通信可能です。
ソロ性能としては非常に高いですね。

SENA(セナ) SF1

SENAのSFシリーズで、SF1はソロに特化されて設計されました。

同じSFシリーズのSF2とSF4はタンデムライダーやマスツーリングに特化していますが、SF1は完全にソロツーリング向けのインカムになっています。

電話に出たり、ナビの音声案内を高音質で楽しめます。
特にVOX電話機能というものが搭載されており、マイクに話しかけるだけで電話に出ることが出来るなど機能性は高いです。

1:1の100m以内なら通信も可能でタンデムとしても使えます。

約13時間バッテリーが持ちます。

MIDLAND(ミッドランド) BT X2PRO S

2つの端末を同時に聴ける謎機能があります。

1つと端末でナビと音楽を聴いた方がナビの音声が流れるときに音楽が小さくなるので普通にそっちを使うと思いますが、一応2つの端末を同時に流せます。(A2DPという2回線接続機能です。)

MIDLAND社の中でもソロに比較的向いており、20時間もの間バッテリーが持ちます。
FMラジオももちろんついていて充電しながら使用可能です。

キャンプツーリングとかでは真価を発揮出来ますね。

まとめ

マスツーリングなどでメインとして使われるインカムですが、当然ソロでも驚くほどの利便性を発揮してくれます。

最初にも言いました通り周囲の音が聞こえなくなると逆に危険性が増すので、周囲の状況を把握できる程度の音量で聴くようにしましょう!

インカムで便利で楽しいソロツーライフを送ってください。